12月18日のWWDに、インディテックス(INDITEX)のアマンシオ・オルテガ氏(ZARA創業者)がファッションビジネスから引退すると記事がでていました。
▼オルテガ、ZARAのこれまでの経緯を知りたい方はこちらをお読みください。(WWDジャパン)
・「ザラ」創業者のオルテガ氏が引退 ファッションビジネスで最も成功した1人
オルテガ氏は、今年で82歳になり、世界No1の企業を創り上げた男が引退するときが来たようです。
メディア、マスコミなどを嫌い、表にあまりでることのないオルテガ氏ですが、学生時代に読んだ”世界中を虜にする企業ZARAのマーケティング”の中で、彼が何度か登場しました。

ZARAは、セクシーカンパニーだという内容で構成されており、オルテガの人間性が伝わる内容が盛り込まれていました。
この本書で紹介されているセクシーカンパニーを簡単にまとめると、
そんな企業をセクシーカンパニーと呼んでおり、ZARAはセクシーカンパニーだという表現で紹介されていました。
そんな企業を創った、オルテガ氏の言葉で「人々を愛しなさい他のことは後から付いて来る」とういう言葉があります。
言葉通り顧客に常に考え、彼の人間性があふれ出るような企業でもあるように感じます。
この本書の著者である、ヘスス・ベガがオルテガに、どうして広告を利用しないのか訪ねた場面があり、オルテガの回答が書かれています。
ZARAが広告費にあまりお金を使わないのは有名ですが、常に人に重きを置いていたオルテガ。
彼が作り上げたZARAという帝国がこれからもセクシーであり続け、顧客に重きを向け続けるオルテガのDNAを引き継いでいってほしいですね。
ZARAやオルテガについて、そして人間が感じるセクシーについて面白い切り口で書かれていているので、読みやすい内容です。