ZARAHOMEお得意手法で売上伸ばす。ZARAの売場がいつも新鮮なわけとは・・・

先日、ZARA HOMEグランフロント店へ行ってきました。

ZARA HOMEは最新トレンドを発信するインテリア・雑貨ブランドで、2013年に日本上陸し一号店はららぽーと横浜、そしてグランフロント大阪の2か所同時開店でしたが、今年でもう5年が経ちました。

好調に売り上げを伸ばしており昨年は、2億9,300万ユーロ(395億5,500万円)22.0%増で、昨年(2017年)の時点で世界で460店舗を超えています。

そんなインディテックス率いるZARA HOMEですが、ZARA・ZARAHOMEの売場はなぜいつも新鮮なのでしょうか。

以前ZARA HOMEの出店戦略についてZARAの広報の方が、こういったコメントをされています。

「商品は週2回入荷する。新商品はお客様の要望に基づいて作られたものだ。我々の手法では常に同じものを続けていくのではない。顧客に人気がないものは生産を継続しない。高速回転が可能なのは最初から大量生産をしないからだ。少なく作って顧客の反響を調査し、要望があるものだけを生産している」

このコメントを見る限り、ZARA HOMEはファッションチェーンのZARAと同じ手法をとっているようです。

そのファッションチェーンでおなじみのZARAの手法はまず、シーズン売り上げの25%の在庫を作り、75%は顧客の反応をみてそのデータをデザインに活かしています。

世界中の店舗にデータ端末があり、そこから売り上げを本社に送っているので、立ち上がりに投入する25%の商品で来店客の情報をもとにシーズン商品を作り上げていきます。

そんなZARAは企画から生産まで2~3週間という圧倒的スピードで提供できるからこそ、ZARAの売場は自然と売れる物で埋め尽くされてゆき新鮮な売り場ができ上がっていきます。

そしてZARAの商品は、世界7000店へ週2回配送しており、月曜日と金曜日に店頭に商品が届き、週末対策と平日対策をしています。

以上の事から、コメントにもあるようZARA HOMEはZARAと同じ手法で商品投入をしていることが伺えます。

 

そして、今回ZARA HOMEグランフロント店を訪れた際に気になった点は、タグです。

セール中だったこともあり、”値下げしたんだよ”と顧客にわかりやすいように、プロパー価格の上からセールタグが商品にペタペタと貼られていました。

 

一方で、衣料品のZARAは全店舗でICタグ(RFIDタグ)の導入を完了しています。

デジタルに関して、素早く取り入れてきたZARAですがシールでペタペタと商品に貼る作業は商品量もかなりのものなので、スタッフの労力もいりますし、管理が大変ですね。

そしてZARA HOMEのプライスゾーンですが、ニトリ・イケアなどと比較してみると割高なのがわかります。

  • カーテン

ZARA・・・・・・約¥6,590~¥11,990
ニトリ・・・・・約¥650~¥23,810
イケア・・・・・約¥1,299~¥6,800

  • クッション

ZARA・・・約¥890~¥4,990
ニトリ・・・約¥953

イケア・・・約¥499~¥1,999

※2018年7月現在

ZARA HOMEに関してはイケアなどと違い、家具などはありませんがファッション性が高い商品を展開しています。

ファストファッション界のZARAと同じく、価格帯は高くファッション性の高い商品といった同じポジションにうまく入り込んでいるようですね。

新鮮な売場を作り続けるZARAのDNAを受け継いで、売場・デジタル面などを含めZARA HOMEが今後どう変化をしていくのか楽しみです。

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