ユニクロが自動販売機をアメリカで始めた意図とは?

ファーストリテイリングのユニクロは、米国に衣類を気軽に購入することのできる"自動販売機「Uniqlo To Go」"を2017年より始めています。

 

ですがなぜ、苦戦する米国で自動販売機を進めているのでしょうか?

 

同社は、2017年8月2日にオークランド空港に自動販売機「Uniqlo To Go」第1号機を設置し、10日にロサンゼルス、17日にヒューストン、22日にニューヨークなど合計10都市でUniqlo To Goを設置をしています。

今後も駅、ショッピングセンター、映画館などにUniqlo To Goの設置を計画しており、その中でも最もトラフィックの多い場所を特定するように交渉しているようです。

販売している商品は、「ヒートテック・シャツ・ウルトラダウンジャケット」というユニクロの主力製品かつとコンパクトに収納できるものに絞り込み、カラー展開で広げています。

 

ですが・・・・空港で服は必要なのか?

 

と思う方もいるかもしれませんが、販売している商品は、コンパクトに収納ができるうえ、防寒着を忘れてしまった場合すぐに対応できるというメリットもあります。(サイズが合わない商品など店頭や郵送で返品可能)

実際にSNSなどで、まさしく防寒ジャケット忘れユニクロ自動販売機を利用した方も発見。。。

 

 

もう一点面白いのが、サンフランシスコ国際空港にあるベストの自動販売機

ベストは、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストの“非公式ユニフォーム”でもあり、なんとここでは月に平均して1万ドル(約110万円)を売り上げています。

自動販売機もバカにはできないですね。。。

 

ですが、ここまでユニクロが米国で自動販売機に力を入れているのは?

 

それは、以前に記事に書いたニューヨークユニクロがリニューアルオープン。米ユニクロの苦悩と背景。にも詳しく書いた知名度アップが狙いにあるのは大いに関係しているのではないでしょうか。

コスト・人件費などもかからない自販機を試験的に導入していき、自動販売機を国の入り口、出口でもある空港に置いていけば"広告塔"として活用できます。

そして、日本では自動販売機というのは当たり前の存在ですが、アメリカには街を歩いてもほとんどありません。(けっこう不便)

室内などにはチラホラあるのですが、日本と比べて馴染みがそこまでないため、そこで服が買えるというのはSNSなどで話題を集めやすいというメリットもあります。

米国市場に参入し、もう後には引けないユニクロ。

米国で知名度を上げ、生活に溶け込めるようなブランドへの道のりはまだまだ続きそうです。