GUスタイルスタジオ【STYLE STUDIO】から見る情報製造小売業。

GUは、2018年11月30日(金)にオンラインとオフラインをつなぐ次世代型店舗「GU STYLE STUDIO」を、東京・原宿にオープンしました。

このGU STYLE STUDIOは、オンラインとオフラインをつなぐ次世代型店舗。コンセプトは「スタイリング(着こなし)」「ディスカバリー(発見)」「コンビニエンス(利便)」。

注目は、自信のファイスアバターが作れる専用デジタルサイネージ「ジーユースタイルクリエイタースタンド」で自分の顔に似たアバターが作れ、仮想の着せ替えができるようになっています。

GU STYLE STUDIOでは、商品を気に入れば、ECサイトから購入することができ、自宅、最寄り店舗、一部コンビニでも受け取ることができ、その場で購入商品を持ち帰ることはできない仕組みです。

 

そのファーストリテイリングはというと、2018年9月19日に、同社が目指す「情報製造小売業」実現に向け、米グーグルとIT分野で協業すると発表していました。

ファストリの目指す情報製造小売業とは、従来ファストリはSPA(製造小売業)【商品の企画・開発から調達・生産・流通・広報・店舗運営・販売まで一貫して自社で行うビジネスモデル】でしたが、SPAに情報という新たな要素を加え「情報製造小売業(ISPA)」という新しい業態です。

要するに、デジタル技術を最大限に活用し情報のもと顧客を深く理解し、顧客が求めている商品だけを作り、販売する無駄のない小売店へ変わろうとしています。

そして今回の「GU STYLE STUDIO」はファストリが目指す情報小売業の良い一例でもあります。

ファストリは去年10月中旬の決算説明資料で、GUについて「商品構成の見直しを行い、トレンド品の品番数を大幅に絞り実需品の割合を増やす」とコメントしていました。

GU STYLE STUDIOでは、来店者が店内のアバターに着せた服や試着室に持ち込んだ商品について、ICタグなどで確認。消費者が興味を持ったデザインや色などを即座に把握するようになっています。

例えば従来の小売店は、売れたものに対してのデータや販売員の意見に対して仮説を立て販売計画などをたてていたましたが、顧客の情報をさらに詳しく知ることができ正しい情報を知ることができます。

これにより情報だけではなく店舗内での、たたむ作業・単純労働などが減り接客時間を増やすことができるようになります。

GU柚木社長も「ここは大いなる実験の場」とコメントしていましたが、今後の取り組みも注目していこうと思います。