【百貨店】化粧品売上が伸びている本当の理由とは?

 

インバウンドの影響もあり、百貨店の好調なニュースを度々目にします。

そんな百貨店でも衣料品売場は伸び悩んでいるところも多いようですが、百貨店の化粧品売場が好調を継続しています。

日本百貨店協会の調べによると、全国百貨店の4月の化粧品売上高は前年同月比で17.0%の増加となり、37ヵ月連続プラス。今年1月の消耗品(化粧品など)の免税売上高(対象93店舗)では、前年比62.9%増の113億9000万円という伸び率。

その理由として、今まで百貨店が囲み切れていなかった若年層の顧客獲得もあり、なによりインバウンドの影響がより大きくなっています。

日本政府観光局(JNTO)の推計では、2018年の1-4月の累計訪日客は1051万9000人と前年同期比+15.4%となり、過去最速で1000万人超え。

中でも視点を中国に向けてみると、2017年1年間の訪日外国人数(日本政府観光局JNTO発表)で、中国は15.4%増の735万5800人と年々増加しています。

日本で観光客の多いドラッグストアなどの店頭を見ても、中国人や中国語を話せるスタッフを雇うなどし中国対応が目立ちますが実際に、厚生労働省のホームページに記載されている外国人雇用状況を見ると、中国 372,263人(全体の29.1%) [前年同期比8.0%増]となっています。

ではなぜ今になって化粧品が売れているのか・・・?

理由の一つとして、訪日時の消費行動が高額品から日用品へ変化してきている背景があります。

5年前の百貨店における構成比は衣料品が34.7%、化粧品が5.4%だったのに対し、17年は衣料品が30.9%、化粧品が8.6%とり、中でも訪日中国人の8割は化粧品を購入していると言われています。。

訪日外国人の消費を見ると、百貨店の売場の変化や動向も見えてくるので、また訪日外国人の消費動向も記事にしていきたいと思います。